「レシピを公開して、レストランを開く」ビジネスモデル
OpenPNEの開発をしている手嶋屋の手嶋社長の言葉の中に、「レシピを公開して、レストランを開く」ビジネスモデルがあります。

<▲素材事典から>
料理のメニューや値段はもちろん、メニューで使われている材料の原産地、種類も、作り方もすべてオープンにすると言うものです。
この情報を「オープン」にするという流れは、まだまだ小さいですが、ファミリーレストランや料理の世界だけに限らず、ビジネスや医療、教育の分野でも少しずつ拡がってきています。
今までのIT業界の常識と言えば、ソフトウェアのソースコードというのは、絶対的に企業の極秘中の極秘扱いのものでした。そんな自分たちがお金や労力をかけ苦労して開発したソースを公開するのは馬鹿げている。ビジネスにならないというのが正当な意見でした。
また、ビジネスに限らず、
医療のカルテについても患者自身にさえ公開されず、主治医以外は目に触れることができないものでした。
教育についても主に、小学校から中、高、大学と少年期から青年期の間で、教室と言う限定された場所と、決められた授業時間に1人の先生と授業を受ける複数の生徒の間で行われるものでした。
今まで、それが「当たり前」だったので特に疑問を持つことさえありませんでした。
(大雑把なくくりで申し上げると)システムと言うものが機能し正常に動いている状態では特に問題がありません。
しかし、何が問題かと言うと、情報が公開されていない場合、万が一どこかで問題があった場合、担当者は誰なのか?原因はどこなのか?どこを直せば良いか?
そう言ったことが、「ブラックボックス」であるために解決にとても時間がかかると言うことです。
また、解決のために時間がかかることで、さらに信頼を損ねてしまうことです。
「ブラックボックス」なので、担当者が、失敗やトラブルを簡単に握り潰すことができてしまいます。
今、世界中で問題になっているサブプライム問題についても、不良債権についての中身が、「ブラックボックス」なために信用不安が起こって大変なことになっていると考えられます。
ちょっといろいろ話がそれてしまいました。
話をまとめますと、
情報を非公開にするというのは、今までは、それなりに戦略として正しい戦略でした。
インターネットやパソコンが発達する以前は、情報を握っている人たちが圧倒的に強い存在で、消費者とサービスを提供する側とを大き分ける境界線でもありました。
だから、親が「勉強しろ!」、「良い大学に行きなさい」と言っているかどうかはわかりませんが、専門知識を得る、資格をえる、弁護士や司法書士などの資格を取ると言うことは、それなりにアドバンテージの高いものでした。
しかし、インターネットや情報が消費者が検索エンジンで調べたり、わからない場合は、Q&Aサイトで質問するとができるようになってきています。
情報を隠す、或いは情報を開示していないということが、余計な心配を与え逆に不利になるとことと言えるでしょう。
逆に、もっている情報を公開、発信することでユーザーや顧客、会員に信頼されビジネスがうまく廻っていくことになるでしょう。
CMS Labでは、オープンソース等のライセンス、著作権を尊重し、顧客の情報を守りながら、オープンにすることが出来ることは、出来るだけ情報やノウハウを公開して行きたいと思います。
http://www.tejimaya.com/archives/1117/
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